抜け毛の改善まで考えると、有効なスカルプシャンプーの選択肢はかなり絞られます。
適当に選んだスカルプシャンプーではダメです。純粋なアミノ酸系シャンプーのものを選びましょう 。
スカルプシャンプーはこの2択だ

ついでに近況の報告もしようかな
シャンプーを切り替えて1ヶ月が経った。私はまた例の美容室に来ている。今回は私もヘッドスパを受けてみたいと思った。旦那だけやるなんてずるいじゃない?実は結構気になってたんだよね。

「それでね、前回ヘッドスパを受けさせてから、シャンプーも買い換えたの」

「そう、いい判断ね。なんのシャンプーに変えたの?」

「自分なりに調べて、スカルプシャンプーにしました」

「どこのブランド?」

「どこだったかな?ドラッグストアでおすすめされてた1300円ぐらいのやつ」

「あれ?ちゃんと調べて買ったんだよね?」

「えっと、おすすめされてたスカルプシャンプーがあったのでこれでいいかなって、・・・マズかったです?」
うあああ。やってしまったみたい。スカルプシャンプーならどれも頭皮の事を考えて作られているから大丈夫だと思っていたのに。あまり盲目的に信じてはだめらしい。
めっちゃドヤ顔してたよわたし?
話を聞いたところ、前回調べた知識は褒めてもらえた。そこまで調べたのにどうして最後に適当に選んでしまったの?っと苦笑いされてしまった。でもスカルプシャンプーを選んだ理由として合格点をもらえたよ。
なんでも今のシャンプー業界はシリーズ商品として色々なタイプのシャンプーを並べてるらしい。同じ商品名でノンシリコン処方とか、アミノ酸処方とか、とりあずラインナップを揃えて、ノンシリコンタイプが気になるならウチにもあるよ。という風にしたいわけだ。
スカルプシャンプーに至っては特に入れないといけない成分とか外さないといけない成分とかないわけで、メーカー側がこれはスカルプシャンプーです。と言ってしまえば、スカルプシャンプーになってしまうそうな。シャンプーはそもそも洗浄を目的としているから、それは決して間違いではないのだけれど。
私はスカルプシャンプーといえば頭皮に優しいアミノ酸系の洗剤が使われているのが前提だと思っていた。しかし、ディープクレンジングを謳うスカルプシャンプーでは洗浄力の強いラウレス硫酸などの高級アルコール系洗剤が使われていることが多いのだとか。
知ってる。たしか高級アルコール系洗剤は洗浄力が強くて洗い上がりもスッキリするのだけど、その反面必要以上に脂質を除去しちゃうから、状況によっては頭皮にダメージが残ることもあるんだよね。

「そうなんだーーー!帰ったらちゃんと確認しないと」

「そうね、今度は最後まで確認した方がいいわ」

「なんか、おすすめのスカルプシャンプーってありますか?」

「その人に合っていれば必ずしもスカルプである必要がないのはわかるかしら?」

「はい、頭皮環境が整えばいいのかなっと思ってます」

「もし、美容室でシャンプーしたあとに、調子がいいと感じる人には、美容室で使ってるシャンプーも販売しているのよ」

「そういえば友達は美容室のシャンプー使ってるって聞きました」
なんでも、美容室でもシャンプーの販売を行っていて、聞いてみたらどこでもその店で扱ってるシャンプーを売ってくれるそうな。え?常識でしょって?・・・・それでね?買ってくれたら美容師にも還元があるからうれしいんだって、でも高いよ?って笑いながら答えてくれた。大体店舗内のショーウインドウに並べられてるから、断りにくい人は先に値段を確かめた方がいいとのアドバイス。今回私は見送ることにしました。友子ってあんな値段のシャンプー使ってるのかな。ちょっと驚き。
市販で売られてるシャンプーがおすすめできないというわけではないらしい。スカルプシャンプーは美容室で販売してるシャンプーと方向性は一緒なんだとか。ただちゃんと効果が期待できるのはスカルプDとMARO17の二択じゃないかな?とのこと。
スカルプDもMARO17も頭皮の油分に応じて商品分けされてるからそこは気を付けてねと忠告も添えられた。また適当に選んじゃうって思われたのかな?もう大丈夫だもん。
MARO17は「17」を外されたシリーズも存在しているのだけど、それは有効成分が外されてるから選ばない方が良いよとのこと。教えてくれてありがとうございます。

「まぁ、こんなところかな?」

「お店にはたくさん商品が並べられてるのに、選択肢って少ないんですね」

「他の商品がダメってわけじゃないのよ、でもちゃんと知識を得て、自分で良し悪しを見極める事が出来たらって条件が付くけどね。そしたら掘り出し物も見つかるかもしれないわね」

「どうやったら見極めることができるようになりますか?」

「難しいことじゃないわ、まずスカルプDとMARO17を見比べてみてどっちがいいか決める。この二つは良い商品だからどっちを選ぶことになっても問題はないわ」

「はい」

「スカルプDを選んだとして、次からスカルプDを基準にして考えればいいのよ」
スタイリストさんが説明します

選ぶ時の参考になればいいけど
もし真剣に考えるなら、未知の商品がある場合公式ホームページを探してみるのも有効よね。
良い原料を使っている場合それがアピールポイントになるから詳しい情報がみれるわ。
逆に原料にこだわりがない場合、使用感についての説明が多い。
傷んだ髪を集中ケア、健やかな地肌にとか曖昧なやつね。
悩みが深い人ほど真剣に調べて問題の解決につなげようと思うものなのよ。
調べてもらうっていうのは大いに歓迎なのよね。
高額な商品って高額になる理由がちゃんとあるのだけど、なにも知らない状態だと値段的に不利になってしまうでしょう?
安さが売りの商品は安さを前面に押し出せばお得感から気軽に買ってもらえるから、中身はコストを抑えて無難であればそれでいい。
高額の商品は中身を理解してもらって、その上で価値がある事を伝えないといけないから説明もすごく丁寧。
悩みを解決するために専用に作られたシャンプーだものちゃんと理解したら欲しくてたまらなくなるわ。
問題解決の糸口、改善する根拠と理由、そのための厳選素材、それに見合った価格設定これに納得できたら購入したらいい。
説明を読んで欲しいと思ったらあなたに合ったシャンプーなのよ。
頭皮環境を整る事だけを考えるならスカルプシャンプーの中から選ぶと良い。
じゃぁ、スカルプシャンプーと育毛シャンプーの差は何か?というのも気になるところじゃない?
育毛シャンプーには生薬などの○○エキスが配合されているの、それらのエキスには消炎作用、保湿作用、毛母細胞の活性化効果などがあるわ。
感覚としてはシャンプーに育毛剤の成分を配合したといった感じかしら。でも成分が多いとそれだけ刺激になる可能性もあるから、逆にシンプルな処方の方が良い場合ある。
結局のところ、自分の特徴とマッチするものを選ばないと望んだ効果は得られないわ。
良いシャンプーが見つかったら3ヶ月は継続してつかって欲しいところ。皮膚の再生から頭皮環境の改善まで時間はある程度必要。350mlのボトルで約2ヶ月分の容量があるから1ヶ月の費用計算としては半額で考えるといいわ。

うへー。せっかくヘッドスパしたのに今日は真面目な話しすぎて疲れたよ。
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