
シャンプーの時どんな洗い方をしてる?

普通にシャンプーをニュッとつけて頭全体を包み込むようにワシャワシャしてる。自分で言うのもなんだけど泡立て名人だと思ってる。

つまり適当だよね?
最近抜け毛増えてるよね?

心に刺さる痛み。君の言葉は鋭いナイフのようだ。

変な事言ってないの。
シャンプーのやり方ひとつで、
抜け毛を減らす事もできるんだから。

何か必要とか、お金がかかるわけでもないんだから、
簡単で効果のある”頭の洗い方”を教えてあげるから、
とりあえず、試してみなよ。

うぃ。
注意:シャンプーのやり方次第で抜け毛が増える
シャンプーって髪の毛を洗うものとして認識しがちですが、頭皮に詰まった汚れも取らないといけません。
旦那ちゃんみたいに、ちゃんと洗っているつもりでも、実は洗えてなくて抜け毛が発生してるって事があります。
本人は洗えてるつもりだから、これが抜け毛の原因だとは気づきにくいものです。
このまま、適当な洗い方をしていたら、どんどん抜け毛の本数が増えていくことになってしまいます。
症状が軽いうちに改善していかないと、抜け毛症状が悪化します。
なぜ髪の毛は頭頂部からハゲてしまうのか?
まず、知ってほしいことがあります。
それは、頭頂部とそれ以外の場所の違いです。
頭を筋肉を使って動かそうとしてみてください。
側頭部と後頭部は動かす事ができると思いますが、頭頂部は全く動かす事ができないと思います。
実は頭頂部には筋肉がなく、頭蓋骨の上にすぐに頭皮がのっている状態です。
その為、頭頂部の良好な保つためには、マッサージを行うなど日常的に動かす必要があります。
もし、頭頂部の頭皮を動かすことなく放置していると、
頭皮が硬くなり⇒血行不良が起き⇒血液から送られる栄養が髪の毛まで届かなくなってしまいます。
これが抜け毛の原因です。
シャンプーのやり方が重要というのは、この頭頂部の頭皮を動かしてあげるというのが本質です。
毎日行うシャンプーで同時に頭皮をほぐす事で、抜け毛を減らす事ができます。
肩こりをマッサージして改善するのと同じで、硬くなった頭皮をマッサージして改善すれば、抜け毛が減るわけです。
しかし、大抵の人は頭頂部もしっかりと洗っているという認識があると思います。
爪を立てずに、指の腹を使って丁寧に洗っている。
そういう基本的な事は抑えているので”私は、しっかりと洗っている”と思っています。
この洗い方は、頭頂部以外には正しい方法で、間違いではありません。
しかし、頭頂部だけは、掴み洗いという方法で洗わなければ頭皮を十分に動かす事ができないのです。
掴み洗いにはたったひとつのコツがあります。
自然とできてしまってる人と、できてない人の間では髪の毛のボリュームに差がでてきてしまうので、コツを習得しましょう。
掴み洗いは手の形を変えたら簡単にできる
掴み洗いは片手で行うのが難しい洗い方です。
左右の手を別々に動かして洗うやり方だとなかなかうまくいきません。
これが、洗えてるつもりで、”実は洗えていない”原因です。
掴み洗いをするときのたったひとつのコツとは、両手の指を内側に組んだ状態で洗うということです。
両手の指を内側に組むことによって、適当に洗っても頭皮をつかむ状態が自然にできあがります。
この指を組んだ状態でつむじを中心として頭皮全体を掴んで動かすように洗っていきます。
これまでの頭頂部の洗いが不十分だった場合、毛穴の皮脂が浮き出て、泡が立たなくなることがあります。
その場合は一度洗い流して、もう一度シャンプーをつけなおして洗ってください。
慣れるまでは洗いにくさを感じるかもしれませんが頑張ってみてください。
指組み洗いの利点
掴み洗いは、普通の洗い方と違い、マッサージ効果があります。
毛細胞は適度な圧刺激によって活性化することがわかっています。
しかし、圧刺激が強すぎると逆に頭皮を痛めてしまう事もあり、力加減が重要になってくるので、加減が下手な人はマッサージを控えた方が良いとされています。
組み手の場合、力を入れることが難しい事と、力が分散されることによって、丁度良い力加減に自然と調節されます。
今まで、頭のマッサージが苦手だったという人にもおすすめです。
シャンプーする時以外でも、頭のマッサージを行いたい時、掴み洗いの要領で頭皮をマッサージするとより育毛効果が発揮されます。
注意点としては、一度のマッサージは3分以下に抑える事、一か所に集中しないこと、頭皮がほぐれたと感じたら終了する事。
少し物足りないなという場合でも、また時間をおいてからマッサージする方が育毛効果も高まります。
抜け毛は育毛剤や、治療薬を使う事によって改善することができます。
しかし、洗い方や、マッサージを適切にすることによっても改善することができます。
薄毛治療は、抜け毛と発毛のバランスでなりたっています。

ここから下は追加知識だよ。
シャンプーの洗い方の説明は終わっているので、
興味のある人だけ読み進めてね!
抜け毛と発毛のパワーバランスとは?
多くの人は、薄毛治療を薬によって改善しようとします。
薬の効果が高く、治療も容易になった事で、薬だけで治療できてしまうためです。
薄毛が進行してしまう人は、 抜け毛:50本 > 発毛:40本 のように、
髪の毛が40本生えてくる間に、抜け毛が50本といった感じで、抜け毛が発毛を上回ってしまっている場合です。
通常であれば、抜け毛:50本 = 発毛:50本 のようにバランスが取れていないといけません。
抜け毛の本数が上回ってしまっている場合、髪の毛の成長障害が発生しています。
これをヘアサイクルの乱れと言います。
抜け毛:50本 > 発毛:40本 とヘアサイクルの乱れが発生してる時に、
薬を服用することによってこのような変化が起こります。
発毛:発毛が10本増える
これにより 抜け毛:40本 < 発毛:50本となり、髪の毛が増える状態となり薄毛が改善されていきます。
しかし、薬にのみ頼った方法だと、薬の服用を中止すると、また薄毛の進行がはじまるので、薬を飲み続けなければ髪の毛を維持できないようになります。
服用歴の長い人では5年以上も薬を飲み続けています。
薬は飲み続けると体に耐性がついてしまうので、最終的には薬を飲んでも薄毛が進行する状態となってしまいます。

薬を飲んでる状態が通常となってしまうのね。

薬によって維持される髪の毛か。
シャンプーの正しい方法とマッサージ効果で薄毛を抑制
薬に頼らなくても、ヘアサイクルの乱れを改善することができれば、薄毛の進行を抑制することができます。
頭皮の正常な状態を保ち、血流を改善することによってヘアサイクルを整える事ができます。
それが正しいシャンプーとマッサージを行う事による利点です。
残念ながら薬ほどの効果はありませんが、
抜け毛:50本 = 発毛:40本 の状態を
抜け毛:45本 = 発毛:45本 のように髪の毛を維持するというように地力を高める事ができます。
こういった基礎を作っておくと、薬を服用した場合も
抜け毛:35(-10)本 < 発毛:55(+10)本 のようにより大きく効果を発揮することができるうえ、薬による治療も短期間で終了することができます。

薄毛が改善されれば、あとは維持するだけでいいから、
薬以外で維持する力が重要になってくるの。

レベル上げ必須っと。
人によって抜け毛の本数が違うから足し算、引き算を組み入れる
薄毛治療の薬の効き方は人によっては効果にバラつきがあります。
薬が効かない薄毛型の場合、症状の重篤さに関係する場合もあります。
抜け毛:80本 > 発毛 40:本 のような場合です。
この症状に薬を服用しても、
抜け毛:70本 > 発毛:50本
とパワーバランスを逆転することができなければ、薄毛が改善されることはありません。
このような場合、育毛に良いとされていることを、いくつも組み合わせなければいけません。
シャンプー・マッサージ・運動・睡眠時間・サプリメント・育毛剤・薬
これらを組み合わせて育毛環境を整えましょう。

今回説明した、
掴み洗いは一番始めやすい上に育毛環境の基礎となるの。
頭皮の清潔を保ち、
血流を改善これだけで軽い薄毛の進行を止めることだってできるよ。

薬で強制的に抜け毛を減らすこともできるけど、
薬がなくなったらまた抜け毛が増えるって悲しいもんな。

そういうこと。ちゃんと洗いなよ?

うぃ。

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